冬の食器洗い、素手でやってませんか? 私、ワンオペ育児で1日に何回も手を洗ったり食器を洗ったりしていたら、指先がパックリ割れて血が出るようになりまして。ハンドクリーム塗っても塗っても追いつかない。皮膚科の先生に相談したら、「ゴム手袋してください。それだけで解決しますから」と言われたんです。
「え、そんなシンプルな話?」って思いましたよね。私も思いました。でも実際にゴム手袋を使い始めたら、1週間で手荒れがかなり改善して、2週間後にはほぼ治った。もっと早く使えばよかった、と心底思いました。でもね、ゴム手袋って地味に選び方が大事で、合わないやつを使うと逆にストレスになるんですよ。
なぜ食器洗いで手が荒れるのか
洗剤が油分を奪う
食器用洗剤は「油汚れを落とす」のが仕事ですよね。でも手の表面にも天然の油分(皮脂膜)があって、洗剤はそれも一緒に洗い流してしまう。結果、手の表面のバリア機能が壊れて、乾燥→ひび割れ→出血、というサイクルに入ります。
お湯が追い打ちをかける
冬場は冷たい水が辛いからお湯を使いますよね。でもお湯は皮脂を余計に溶かしてしまう。40度以上のお湯+洗剤のダブルパンチは、手の肌にとって最悪のコンビネーション。
頻度の問題
1日1回の食器洗いならまだしも、子どもがいると朝昼晩+おやつ+ミルクの哺乳瓶で1日5回以上は手を洗剤にさらすことになる。蓄積ダメージがエグいんです。
ゴム手袋の選び方
素材は3種類
天然ゴム(ラテックス):
フィット感が良くて作業しやすい。ただしラテックスアレルギーの人は使えない。肌が弱い人は最初に腕の内側でパッチテストしてから使うのが安全。
ニトリル:
ラテックスアレルギーの人向け。強度が高くて穴が空きにくい。医療現場でも使われている信頼性の高い素材。ただし天然ゴムよりフィット感はやや劣る。
塩化ビニル(PVC):
安くて入手しやすい。100均で買えるのはだいたいこれ。ただし耐久性と耐熱性が低いので、お湯を使う食器洗いにはあまり向かない。掃除用として割り切るのがおすすめ。
サイズ選びが超重要
大きすぎるとブカブカで作業しにくいし、小さすぎると手が疲れる。手のひらの幅を測って、メーカーのサイズ表と照合してください。女性ならS〜M、男性ならM〜Lが目安ですが、メーカーによって結構違うので要確認。
ポイントは指先が余りすぎないこと。指先がダブついていると、スポンジを掴んだり食器を持ったりするときに滑る。ピタッとフィットするサイズを選ぶと、素手に近い操作感で使えます。
裏起毛タイプがおすすめ
冬場に特におすすめなのが内側に起毛加工がされているタイプ。つけ心地がフワッとして気持ちいいし、手汗でベタつかない。ちょっと値段は上がるけど、使い比べると戻れなくなります。
ゴム手袋の正しい使い方
使用前にハンドクリームを塗る
意外と知られてないんですが、手袋をつける前にハンドクリームを塗っておくと、手袋の中が保湿空間になって、洗い物しながらハンドケアもできる。ワンオペで忙しい身としては、このながらケアが最高に助かってます。
手袋の中を清潔に保つ
使用後は裏返して乾かす。手袋の内側は汗と湿気でジメジメするので、放置するとカビや臭いの原因になる。洗濯バサミで裏返した状態で吊るしておくと、翌日にはしっかり乾いてます。
穴が空いたら即交換
ピンホール(小さい穴)が空いていると、そこから洗剤が入り込んで手袋の中に洗剤水が溜まる。これ、手荒れ的には素手よりタチが悪い。定期的に水を入れて穴チェックするか、違和感があったらすぐ交換。
手袋を習慣化するコツ
「面倒くさい」が最大の敵。でもこれ、慣れの問題です。
シンクの横に常備する
手の届くところに置いておくのが鉄則。引き出しの中にしまうと、出すのが面倒で使わなくなる。シンクの横にフックをつけて、手袋をかけておく。これだけで使用率が格段に上がります。
最初の1週間は「お試し期間」と思う
正直、最初は違和感があります。手がモゴモゴする感じがして、食器を落としそうで怖い。でも3日もすれば慣れます。1週間後には素手で洗うほうが違和感を感じるようになる。私がそうでした。
見た目がおしゃれなものを選ぶ
黄色いゴツいやつは確かにテンション下がる。最近はパステルカラーやモノトーンのおしゃれな手袋もたくさん出てます。形から入るのも大事。
手荒れがひどいときの応急処置
すでに手がガサガサ、ひび割れているという方に向けて、応急処置も書いておきます。
ワセリン+綿手袋の夜間ケア
寝る前にワセリンをたっぷり塗って、綿の手袋をつけて寝る。朝起きたときの手のしっとり感が全然違います。薬局で白色ワセリンが400円くらいで買えるので、コスパも最高。皮膚科でもよく勧められる方法です。
水仕事を減らす工夫
手荒れがひどい期間は、意識的に水に触れる回数を減らす。食器はまとめて1回で洗う、手洗いの後は必ずハンドクリームを塗る、子どものお風呂は夫に頼む。1〜2週間でかなり回復します。
皮膚科の受診基準
市販のハンドクリームで1週間改善しない場合、皮膚科を受診するのがおすすめ。ステロイド外用薬を短期間使えば驚くほど早く治ることが多い。放置して悪化させると治りにくくなるので、我慢しすぎないのが大事です。手荒れは「気合で治す」ものじゃない。
よくある質問
Q. ゴム手袋をしていると食器が滑って怖い
A. 手のひらに滑り止め加工がされているタイプを選んでください。東和コーポレーションの「ビニスター」など、グリップ力が強いモデルがあります。最初は軽いプラスチック食器から練習するのもおすすめ。
Q. ラテックスアレルギーかどうかわからない
A. ゴム手袋をつけて30分後に赤みやかゆみが出たら、ラテックスアレルギーの可能性があります。皮膚科で検査できるので、心配な方は受診を。ニトリル手袋なら基本的にアレルギーリスクは低いです。
Q. 使い捨てと繰り返し使えるタイプ、どちらがいい?
A. 食器洗い用には繰り返し使えるタイプが経済的。使い捨ては掃除(特にトイレや排水口)向き。用途で使い分けるのがベストです。
Q. ゴム手袋の臭いが気になる場合は?
A. 使い始めのゴム臭は酢水(水1リットルに酢大さじ1)に一晩浸け置きするとかなり軽減します。それでも気になる場合は、ニトリル素材の手袋に変えるとゴム臭がほぼないので快適。天然ゴムの臭いが苦手な方は最初からニトリルを選ぶのがおすすめです。
Q. 手袋をつけると手汗がすごくて不快
A. 綿の薄手インナー手袋をゴム手袋の下につけると、汗を吸収してくれて快適です。100均やドラッグストアで売っている綿手袋で十分。洗って繰り返し使えるのでコスパも良い。特に夏場はこのインナー手袋があるとないとで不快感が全然違います。