「洗濯したのになんか臭い…」「黒いワカメのようなものが洗濯物につく…」それ、洗濯槽のカビと雑菌が原因です。洗濯機は月1回の掃除で臭い・カビ・雑菌を防げます。20年以上毎月洗濯機掃除を続けてきた私が、誰でもできる簡単な手順をお教えします。

なぜ洗濯機の掃除が必要なの?

一見きれいに見える洗濯槽の裏側には、黒カビ・石けんカス・皮脂汚れがびっしり。日本の高温多湿な環境は、カビにとって最高の住処です。

  • 黒カビ:洗濯槽の裏側に付着。洗濯物に黒い点やワカメ状の汚れがつく原因
  • 石けんカス:洗剤や柔軟剤の溶け残り。カビのエサになる
  • 雑菌(モラクセラ菌)部屋干し臭の原因。洗濯槽で繁殖して衣類に移る

放置すると洗濯するたびに衣類に菌をまき散らす状態に。「洗ってるのに臭い」のはこれが原因です。

洗濯槽クリーナーの種類と選び方

項目酸素系(オキシクリーン等)塩素系(洗濯槽カビキラー等)メーカー純正
主成分過炭酸ナトリウム次亜塩素酸ナトリウム塩素系が多い
カビ除去力★★★★☆★★★★★★★★★★
臭い除去★★★☆☆★★★★★★★★★☆
肌へのやさしさ★★★★★★★☆☆☆★★★☆☆
コスパ★★★★★(約100円/回)★★★★☆(約200円/回)★★☆☆☆(約500円/回)
ドラム式対応△(泡立ちすぎ注意)

酸素系 vs 塩素系 どっちがいい?

普段の月1回メンテナンスには酸素系オキシクリーンが代表的)で十分。肌にやさしく、赤ちゃんがいる家庭でも安心です。カビが目に見えるほどひどい場合は塩素系を使いましょう。

おすすめの使い分け:

  • 毎月 → 酸素系(オキシクリーンorシャボン玉 洗たく槽クリーナー)
  • 3ヶ月に1回 → 塩素系(洗濯槽カビキラー or メーカー純正)
  • 引っ越し直後・中古購入時 → 塩素系で徹底除菌

【縦型洗濯機】掃除の手順

ステップ1:お湯を溜める(40〜50℃)

洗濯槽の最大水位までお湯を入れます。40〜50℃のお湯が最も効果的。風呂の残り湯でもOKですが、入浴剤入りは避けてください。

ステップ2:クリーナーを投入

  • 酸素系:オキシクリーンなら付属スプーン4〜5杯(約300g)
  • 塩素系:製品の規定量(通常1本まるごと)

ステップ3:「洗い」のみ5分回す

洗いコースで5分だけ回して止めます。脱水・すすぎはまだ。

ステップ4:つけ置き(2〜6時間)

酸素系は最低2時間、できれば一晩(6時間)放置。塩素系は30分〜1時間でOK。浮いてきた汚れ(黒いワカメ状のもの)は100円ショップのゴミすくいネットで取り除きましょう。

ステップ5:通常運転(洗い→すすぎ→脱水)

つけ置き後、通常の洗濯コースで1回運転。まだ汚れが出る場合はすすぎをもう1回追加。

ステップ6:乾燥

終わったらフタを開けて換気。洗濯槽乾燥コースがある機種は使いましょう。

【ドラム式洗濯機】掃除の手順

ドラム式は構造上、酸素系クリーナーの泡立ちすぎによるエラーが起きることがあります。

ドラム式の注意点

  • 塩素系がおすすめ(泡立ちが少なく安全)
  • 酸素系を使う場合は規定量の半分にする
  • メーカー推奨の「槽洗浄コース」があれば必ず使う
  • ゴムパッキンの溝にカビが溜まりやすい → 古歯ブラシで掃除

ドラム式の掃除手順

  1. ゴムパッキンの溝を古歯ブラシ+塩素系スプレーで掃除
  2. 洗剤投入口・フィルターを外して水洗い
  3. 「槽洗浄コース」で塩素系クリーナー投入 → 自動運転
  4. 終了後フタを開けて乾燥

掃除の頻度はどのくらい?

家庭の状況おすすめ頻度理由
一人暮らし・使用頻度少2ヶ月に1回汚れの蓄積が少ない
2〜3人家族月1回標準的な頻度
4人以上・毎日2回以上使用月1回+3ヶ月に1回塩素系汚れ蓄積が速い
ペットがいる家庭月1回+毛取りネット掃除毎回毛やフケが詰まりやすい

日常でできるカビ予防5つ

  1. 洗濯後はフタを開けておく:湿気を逃がすだけでカビの発生を大幅に抑制
  2. 洗濯物を入れっぱなしにしない:洗濯カゴを別に用意し、回す直前に入れる
  3. 洗剤は規定量を守る:多すぎると溶け残りがカビのエサに
  4. 月1回の槽洗浄を習慣化:スマホのリマインダーに設定がおすすめ
  5. 乾燥機能を活用:週1回は空の状態で乾燥コースを回す

けいこのアドバイス

「いつ洗濯機掃除したっけ?」を防ぐため、毎月1日を「洗濯機掃除の日」と決めています。夜にオキシクリーンを入れてつけ置き→翌朝回すだけ。寝ている間にきれいになるので手間ゼロです!

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